1610年、日本で初めて、佐賀県・有田の地で磁器が焼かれ、2016年の今年、有田焼創業400年を迎えます。
有田で焼かれた陶磁器は、近くの伊万里港から出荷されたため、”伊万里焼(いまりやき)”とも呼ばれます。
当初は中国スタイルの染付のみでしたが、有田の陶工・酒井田柿衛門が、色絵技術を開発、ミルクのような素地に明るく軽やかな色絵具で、花鳥、唐人が描かれた柿衛門様式は、ドイツ・マイセン窯で写しがつくられるようになり、広くヨーロッパに伝わっていくことで、有田の磁器は、大発展します。
現在では工芸品のみならず日常使いの器もたくさん生産されていますが、美濃ものに比べて価格が高く、とっつきにくい感があるようですが…。
美しい日本の伝統的な絵柄の器を、自分の感覚で使いこなすのも楽しいものです。Please try to use it!
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